平屋のリスク

二階建てと比較したときの、平屋のデメリットとして、水害に弱いと言われています。

それは、河川が氾濫するなどして家が浸水してしまったとき、2階建てなら上階に避難することができますが、平屋は上に逃げることができないので、大雨が降ると心配というものです。

確かに、床上まで浸水してしまうことを考えると、避難スペースがある二階建ての方が安心ということになりそうです。

しかし、家の立地を工夫することで、浸水のリスクは避けることができます。水は高いところから低いところへ流れていきます。低地や窪地の立地だと水が流れ込んでしまい浸水のリスクが高まりますが、高台またはそれに近い立地であれば、浸水を恐れる心配を減らせます。

逆に二階建て以上になると、火災時のリスクが心配になります。下の階で火災が起きたとき、家の外に出ることができず逃げ遅れる危険があるからです。平屋は窓があればどの部屋からも逃げられるので、二階建てにはない大きなメリットとなります。

水害のリスクを恐れて平屋を避けるのはもったいないです。立地を考えれば水害のリスクを減らせるし、火災時の逃げ遅れのリスクも減らすことができるので災害にも安心の家になります。

residential cottage house with courtyard
Photo by Max Vakhtbovych on Pexels.com

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