早く起きた朝、窓を開けて鳥のさえずりが聞こえてくると気分がいいですよね。
そんな心を和ませてくれる鳥ですが、戸建てに引っ越してからはそんな目で見ていられない事態になりました。
まずは糞害です。
家の門や、駐車場のゲート、庭の柵にそって電線が走ってまして、その上にとまった鳥がフンを落としていきます。
特に駐車場側でフンを落とされることが多く、駐車場に停めてある車のフロント部分がよく汚されてしまいます。
また、庭木になる実を食い荒らされる被害も出ています。
我が家の庭にはジューンベリーの木がありますが、その名の通り6月頃になると赤い実がたくさんなります。
住み始めた年の6月に早速たくさんの実をつけていたのですが、毎日鳥がやってきて気がつくと実はすべて食べられてしまいました。子どもは実がなって喜んでいただけに、このときは悔しい思いをしました。
あまりの鳥の横暴ぶりに業を煮やし、我が家でも鳥害対策に乗り出すことにしました。
まず取り入れたのは超音波を出して鳥を追い払うツールです。
アマゾンで数千円で打っていたので、購入してみました。
庭に立てておくと、動物など動くモノに反応して超音波を出し、追い払ってくれるというスグレモノです。
鳥に向けて超音波を当ててみると、確かに嫌がってすぐに飛んでいくので、高い効果があります。
ただ、道を通る人や風で揺れる枝や洗濯物など、動くものには何でも反応して超音波を出してしまいます。
部屋に居ても常に超音波がうるさく、近所迷惑にもなりそうだったので、稼働することはほとんどありませんでした。
それでも、時々気づいたときに、電線にとまっている鳥に向けて超音波を当て追い払っていたら、以前よりも糞害が減ってきたようです。
また、ジューンベリーを食い荒らす鳥に対しては、今年は実がなる時期だけネットを木に巻き付けるように張ってみました。
すると、鳥は警戒したようで、実はほとんど食べられることはありませんでした。アマゾンで購入した安いネットでしたが効果は抜群でした。
おかげで今年は子どもと一緒にジューンベリーの実をたくさんとることができ、収穫した実はジャムにしておいしくいただくことができました。
そういうわけで、戸建てに引っ越した後は、鳥に悩まされることもあるので注意しておくと良いでしょう。