進学や就職、転勤などを機に、地方や郊外から都会に移り住む人は多いでしょう。
けれども、結婚や出産などライフステージが変化すると、都会での生活を維持することが難しいと感じるようになるかもしれません。
その大きな理由のひとつは、生活スペースが手狭になることです。
家族が増えることで、一人あたりの生活空間が狭くなります。
また家具や持ち物も増え、より多くの収納スペースが必要になってきます。
とはいえ、都会でさらに広い部屋に引っ越すとなると、居住コストが高額となります。
都内新築マンションの平均価格は6千万円を超え、賃貸でも23区内の3LDKでは月20万円を超えることが多く、居住費だけで生活を圧迫します。
そこで、広いスペースでも居住コストが比較的割安な郊外に目が向けられます。
そういうわけで、子育て世代が都心から郊外エリアに移住するのは自然な流れとなります。