大企業と比較したときに、中小企業で働くメリットについて考えてみましょう。
ベンチャー企業など規模の小さな会社で働くことの大きなメリットの一つとして、比較的若い社員でも大きな裁量をもって責任のある仕事を任せてもらえることではないでしょうか。
大きな会社では、若手はどうしても下積み期間が長いため、責任のある大事な仕事はなかなか回ってきません。また何をするにも上にお伺いをたて、上司の目を気にしながら仕事を進めなければいけません。
その点、小規模な会社であれば、人手が限られることもあり、若手でも大きな仕事をある程度裁量をもって任せてもらえるため、成長する機会が多いです。そこで成果を出せば、比較的早い段階でリーダーやマネージャーなど重要な役割を任せてもらえるチャンスもあります。
また、中小企業では社長をはじめ経営陣との距離が近いので、会社のビジネスの動きを身近に感じながら仕事をすることができます。
さらに、大企業では細分化された一部の職務を専門的に扱うことが多いですが、中小企業では少ない人数で数多くの仕事に対応しなければならないため、比較的短期間の内に幅広い業務を同時並行的に経験し、学ぶことができます。
まとめると、大企業と比べると中小企業では、若手のうちから、短期間のうちに、会社のビジネスをダイナミックに感じながら、責任のある仕事を大きな裁量をもって、幅広く経験することができるということになりそうです。
